乙女ゲーム


「石ころの夢」
イム・サンヒョン役。
賭博好きの三流芸人サンヒョンと父親を交通事故で亡くした少年と落ちぶれ女優の三 人の旅の話。
この話をもらったのは爆音家族の収録時だった。
音響監督から「今度、三流芸人の役を演ってもらうからねよろしく〜」と言われて嬉 しかった。
わ〜い、現場で仕事の話貰っちゃった〜w
で、事務所から分厚い120分物の台本を貰ってチェックして行くと芸人が見つからな い。
サンヒョンというキャラがよく喋ってるな〜くらいにしか見てなかった。
実はこの時、まだこの音響監督との付き合いもそれほど長いものではなく、オレに対 して重要な役はまだまだ来ないだろうと勝手に決めつけていたのだ。
で、最後まで台本を読んでからもう一度キャスト表を見直すと一番先頭にオレの名 が!
一気に血の気が引いたw
慌ててもう一度台本を見直す。
・・・・・数百ページある中、サンヒョンが喋っていないページが簡単に数えられ る・・・。
僅か十ページくらいか・・・・・なんてこった!ヤバイ!サンヒョン喋りまくって る!
それから数日は台本とにらめっこ状態w
収録現場は、オレ以外吹き替えでは有名な方々ばかり。
緊張するなという方がおかしい。
なぜこんな大役がオレに?
しかも一旦収録が始まったら立ちっぱなし。
それもそのハズ、出番の無いシーンがマジ無いのだから!
お陰で収録中はほとんどマイク占有の「これ、一条マイクです」状態。
疲れる。
そうして収録が終了したのは朝から始めて、深夜前。
音響監督の「はい以上で終了です」のコールにオレの周りの十数人の共演者さんたち がすくと立ち上がって拍手をし出した。
なんとスタンディングオベーションである。
皆さんが「よく演った」「頑張った」と声を上げて言ってくれた。
ヤバかった・・・・もう少しで泣くところだった。
このような機会を得たことは非常に大きな意味があると思う。

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「アヴァロン〜千年の恋」
ディズニーチャンネルにて放送された長編ドラマの吹き替え版。
ヒロインが転入してきた高校にはアーサー王伝説の生まれ変わりが多数いて、アー サー王復活の事件に巻き込まれていくという学園ファンタジー。
オレは西洋史担当教諭のムーア先生役。
実はアーサー王の敵役の生まれ変わりだったw
だから初めのうちはヒロインたちにとって良き理解者でないといけないんで優しく、 変貌してからは邪悪に・・・と大変だった。
しかもなぜか学園内で同時進行しているアメフト競技のアナウンス役も仰せつかった w
ヒロインが応援するメインキャストたちが「うおおお〜!」と競技しているのに合わ せて「素晴らしい!タッチダウ〜〜ン!!」と叫んでなきゃならなかった・・・・ ムーア教諭の心理表現に四苦八苦してんのに・・・・しんどいっちゅうねん!
他に若手がいっぱい居たのになぜ?
ちなみにムーア役はスティーブ・ヴァレンタイン氏だ。
こと、ディズニー関してはスティーブ氏が出ればオレが起用されるという仕組みだ。
頑張れスティーブ・ヴァレンタイン!!

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デレク・ジュピター役。
スティーブ・ヴァレンタイン氏が演じている。
ディズニーXDチャンネルにて絶賛放送中。
原題が「I‘m in the band」・・・・こっちの方がカッコイイだろ?
ナゼに?w
OPテーマはデーモン閣下が熱唱していらっしゃる。
原音も声質が似ているんだわコレが!

始めにオファーを貰ったとき、事務所のデスクが・・・

「一条さん仕事の件なんですが、ロックは好きですか?」
「え?」

・・・・考える。

(ロックよか80‘sなんだがな〜 0.1秒)
(POPSが好きだな〜 0.3秒)
(ヘタなこと言ったら仕事にならないかな〜 0.5秒)
(後々勉強すればいいだけさ〜 0.8秒)

1秒後。

「あ、好きですよ」

で、決まった・・・マジでw

収録が始まってみたら主人公トリップに柿原くん、バーガーに楽しい杉野さん、アッ シュには何度か共演経験のある土屋さんと・・・・・吹き替え現場経験の少ないオレ にとって最高の現場だった。
やっぱりオレの現場運はすげぇ〜!
毎回が楽しい爆笑の収録現場となっている。
内容は・・・ま〜観てくれたら分かる、超ドタバタホームコメディだ。
ちなみに柿原くんは吹き替えはこれが声優人生で初だと言う記念すべき作品だ。



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